パロマ

（株）パロマは、主としてガスコンロ、湯沸器、ガス暖房装置などを製造するメーカーです。名古屋市に本社を置いています。パロマ社は、1911年の設立より、ガス湯沸器・ガステーブルコンロ・ガス炊飯器をはじめ家庭用から業務用機器まで300機種を越える製品を、市場に投入してきました。ガスを通して人々に貢献したいという志を持ち、新しい技術でより良い生活の実現を目指しています。1911年（明治44年）に、名古屋市で「小林瓦斯電気器具製作所」として開業。1931年に、会社名を「小林製作所」と変更しました。1952年（昭和27年）に、ガスストーブ、ガスレンジ、ガス湯沸器等の製造を拡充、ブランド名称に「パロマ」を使用し、全国展開。1964年（昭和39年）に、株式会社小林製作所から製造部門を「パロマ工業株式会社」として分離独立。また、販売部門を「（株）パロマ」としました。1965年（昭和40年）に、ガス湯沸器PH-4号Eが、ガス器具部門で我が国で初めてグッドデザイン商品（通産省）に選ばれました。2011年に、パロマ工業株式会社と株式会社パロマが合併し、新しく「株式会社パロマ」が開設されました。パロマ社の、二酸化炭素削減をテーマとした省エネ機器の商品化では、以前にも多くの種類の省エネルギー技術を商品化し、テーブルこんろ・給湯器・暖房機器等で、1998年以降6件について優れた省エネルギー機器に与えられる"省エネ大賞"に輝いています。今後一層の二酸化炭素の削減に向けて高効率給湯器のデファクト化、更には太陽熱温水システム等、再生可能エネルギー・新エネルギーの更なる展開新型燃料電池の開発等、「将来の最も有効なエネルギー利用」をテーマに研究開発に取り組んでいます。パロマ社では、全国8工場ごとにエネルギー消費量の見える化、社員への環境保全教育等のCO2削減運動、及び、省エネルギータイプの工場の新設立製造設備などについては、より省エネルギーな設備への更新、廃棄物の減量化・リサイクルなど、省エネ活動を進めています。今後もさらに省エネルギー設備の導入、新エネルギーの利用拡大等を通して、地球温暖化防止に向けて継続的に推進しています。