イナックス
INAX(イナックス)は2011年まで(株)INAXとして衛生陶器を取り扱っていたが、2001年にトステム株式会社との経営統合を機会にINAXトステムホールディングスの事業会社になりました。2011年(平成23年)には株式会社LIXILの商品ブランドとしてINAXの名は引き継がれている。元々は東洋陶器株式会社(現TOTO)と同じ森村グループに所属しライバル関係が続いていた。トステム株式会社との統合時に森村グループを離脱して住生活グループに所属している。1924年(大正13年)の2月に伊奈製陶(株)が設立されました。INAXという名称は以前の会社名からINA(伊奈)とこれからの期待をこめた未知数という意味を持つXをつなげて作られている。衛生陶器の市場ではTOTOかINAXで日本国内市場のシェアの大部分を抑えているが、比率をみるとTOTOが一歩先をいっている状況となっている。住宅のバスルームやトイレ、洗面化粧台など、多くの製品を生産しており「サティス」、「アメージュ」、節水仕様の「ECO4」等、自社で実用化したモデル・シリーズを販売しています。シャワートイレ一体型便器のサティスにおいては、グッドデザイン賞を獲得するなどデザインにも力をいれ、技術面でも抗菌仕様の「ハイパーキラミック」を各製品への搭載を進めるなどしている。